優しくて、穏やかな人がいます。人あたりも柔らかく、いつもニコニコしています。
愚痴や不満など、どんな話でも聞いてくれます。何を頼んでも引き受けてくれます。
ここではまとめて【優しい人】と表現します。
そんな【優しい人】が、突然あなたの前から姿を消した時、あなたは驚くでしょう。
「嫌ならはっきり言ってほしかった。」「信じていたのに裏切られた。」この様に怒りを覚えるかもしれません。
ただ、冷静に考えてほしいのです。
【優しい人】と【去られた人】は対等な関係であったかどうか。
去っていった優しい人は、我慢の限界を超えただけなのです。
今回は【優しい人】への接し方のお話です。
【優しい人】の課題
・言いたいことが言えない。
・相手に合わせる傾向にある。
これは、【優しい人】が向き合う課題です。自分が我慢してでも、上記2点をやる傾向にあれば、本人は相当なストレスとなります。
もし、あなたが関わっている人で、相手がずっと聞き役になる場合は、2人の”会話の割合”を見直した方が良いかもしれません。
なぜなら、優しい人が突然去る一番の原因が
《会話の割合》
【優しい人】:【去られた人】=1:9
《会話の内容》
・何でも受け止めてくれるからと愚痴や不満を聞いてもらっていた。
・断らないからと、何でも頼んでしまった。
と言われているからです。
【優しい人】の思考
優しい人は争いを好みません。
自分の本音が相手の意見と違っていても、ぶつかるくらいなら飲み込みます。
頼み事を断って、相手から何か言われるなら、自分の負担になる方を選びます。
自分の気持ちを抑える傾向にある方は、これらを”我慢している”とは、なかなか感じません。
また、普段から、自分の気持ちや意見を表現しないため、言葉にするのが苦手です。
しかし、心にストレスは溜まっていきます。コップに注がれた水が少しづつ溜まっていくのと同じです。
コップに溜まり切った水が溢れる時、それが我慢の限界がきた時です。
しかし、どのように自分の気持ちを表現して良いか分からず、目の前から”去る”という行為をとるのです。
「何を考えているか分からない。扱いが難しい。」など考える必要はありません。
対等な関係でいるかどうか、気に掛けていれば良いのです。
お互いを尊重し合える仲へ
占い師やカウンセラー、接客業などの仕事でもない限り、ずっと愚痴や不満を聞ける人、自分と同じ意見であり続ける人、頼まれて断らない人というのは、いないと思っておいた方が良いでしょう。
いや、私の友人はそんなタイプだよと思われるなら、その友人を大切にして頂きたいと思います。そして、その友人に自分がしている事を、客観的にみると良いでしょう。
「ずっと私の愚痴を聞いてて疲れない?」とストレートに聞いても、【優しい人】は「大丈夫だよ。」と答えます。あなたが察することが大切です。
人間関係が円滑だと感じる方達は、お互い対等であり、尊重し合えていると感じます。
ご縁があった方達を、どうぞ大切にされてください。勿論、あなたも大切にされていると感じる事が重要です。
気になっている相手はどんな人なんだろう…。それなら、生年月日が分かれば、その人の性質が分かります。お話しましょう。
鑑定スケジュールの確認はこちらから☆