こんにちは!
椿心言です。
今日は、紫微斗数の勉強方法6つのステップ【超初級編】というテーマでお伝えします。
YouTubeでも公開中!
紫微斗数は生年月日を使う命術に属します。
同じく東洋命術の王道である四柱推命と比較すると、どんな違いがあるでしょうか。
四柱推命は社会的な運勢、例えば「人をまとめる立場が向いてる」「フリーランスが向いてる」など立場や役職を占うのが得意です。
対して紫微斗数は、その人の内面、例えば「金銭に対する考え方や価値観」「仕事に関する考え方や価値観」他にも結婚や子ども、資産などをどう捉えているのか、を占う方が得意です。
また紫微斗数の特徴として、生まれた時間と場所が必須という点が挙げられます。
そのため鑑定する機会に恵まれにくいという欠点はあるのですが、四柱推命と紫微斗数を組み合わせればとても深い鑑定ができるので、占い師として覚えておくと箔も付きますし、鑑定で非常に役立ちます。
今日はそんな紫微斗数をどのようなステップを踏んで勉強していくと良いか、6つのステップに分けて解説をいたします。
1、陰陽五行を覚える
陰陽五行は東洋占術の基礎です。
覚えておけば他の占術にも応用できるので、是非マスターしましょう。
また陰陽五行に加えて十干と十二支という概念も、とても重要です。
しっかり覚えておきましょう。
2、十二宮を覚える
そもそも紫微斗数という占いは、東洋の占星術と言われるだけあって、星占いに属します。
つまり星を使います。
この星を十二宮と言われる十二個に分けられたボックスのようなものに配置していきます。
この十二個のボックス、つまり十二宮には
・結婚のボックス
・仕事のボックス
・対人関係のボックス
などがあり、これが十二個に分けられています。
星がどのボックス(宮)に配置されているのか、によって運勢を鑑定していくのが紫微斗数です。
なのでまずそれぞれのボックス(宮)が何を表しているのか、を学ぶ必要があります。
それが十二宮を学ぶ、というステップです。
3、十四主星を覚える
紫微斗数で使用する星には、おおまかに3種類存在します。
その中の一つが十四主星です。
「主な星」と書くだけあって紫微斗数において鑑定でメインに使用する星です。
漢字の通り、全部で十四個存在します。
これらの星にはそれぞれキャラクターが充てがわれています。
「王様のキャラクター」「参謀のキャラクター」他にも「研究者」や「将軍」など、どのような性質・考え方・価値観を持ったキャラクターが充てがわれているのか、を十四ある主星それぞれ学びます。
詳しくはまとめ記事からお読みいただけます。
4、副星と四化星を覚える
紫微斗数で使用する星は全部で3種類ある、とお伝えしました。
それは先ほどお伝えした主星の他に副星と四化星が存在します。
主星を覚えたら次に副星と四化星を覚えましょう。
副星は実は全部で100以上も存在します。
全部使うととんでもないことになるので、概ね20個の星を使うことを推奨しています。
こちらについては、紫微斗数についてまとめた記事からも確認いただけます。
次に四化星ですが、これは字の如く全部で4つ存在します。
・化禄星
・化権星
・化科星
・化忌星
の4つです。
四化星は単独で存在せずに、主星や副星に付くことで効果を発揮します。
主星には吉凶がありませんが、この副星と四化星については吉凶があります。
そちらも合わせて覚えましょう。
ここまで来たら後少しです。
5、命盤を作れるようになろう
四柱推命は慣れれば鑑定結果を出すのに2,3分もあれば十分なのですが、紫微斗数は慣れても10分弱くらいは掛かります。
慣れない間は数十分かかることも、全くもって普通です。
それくらい複雑な仕組みになっています。
しかしその構成について学ぶことはとても重要です。
慣れるまで大変ですが、命盤を作れるように頑張りましょう。
6、命盤を読み込む
紫微斗数は「なんの星が」「どの宮に入っているのか」から性質や運勢を推察する占いです。
これまで学んできた、星の性質と宮の性質を鑑みて、実際に命盤を読み解いていきます。
命宮という自分のパーソナリティに、こういう星が入っているから、こういう性質になる。
財帛宮という金銭を表す宮にこういう星が入っているから、こういう性質になる。
といった具合です。
これはたくさんの命盤を読み解くことで力が付いてきます。
生まれた時間が必要なのでデータを集めるのが大変ですが、出来るだけ多種多様な命盤を読みましょう。
まとめ
紫微斗数の勉強方法6つのステップ【超初級編】
1、陰陽五行を覚える
2、十二宮を覚える
3、十四主星を覚える
4、主な副星と四化星を覚える
5、命盤を作成する
6、命盤を読む
でした。
紫微斗数は簡単な占いではないので、習得までにそれなりに時間はかかります。
でも難しいからこそ、チャレンジする価値があるし、提供する意味も生まれます。
是非、勉強頑張りましょう!
講座も随時開催しています。
お問い合わせお待ちしております。