今日は、紫微斗数における【四化星を読み解く】というテーマでお話します。
紫微斗数ってそもそも何?
という方はまずこちらからお読み頂くと理解が深まります。
四化星は全部で4種類
四化星(しかせい)は
・化禄星(かろく・せい)
・化権星(かけん・せい)
・化科星(かか・せい)
・化忌星(かき・せい)
の全部で4種類があります。
四化星は単独で宮に入ることはありません。
必ず主星・副星のいずれかに付きます。
四化星の中でも化禄星と化忌星はとても強い作用で、それぞれ化禄星は強い吉、化忌星は強い凶の要素を持ちます。
化禄星のテーマは【財・物質・享楽】
化禄星(かろく・せい)は吉要素の強い星です。
そのため化禄星が入る宮は概ね良い方向へ向かうと言って良いでしょう。
人との縁や財録を誘引する力があります。
化禄星が命宮に入ると、比較的好奇心が強くなり、物事に対して楽観的になる傾向があります。
その結果として人との縁も広がり、仕事の発展や金銭の豊かさに繋がりやすくなります。
また人情や義理に厚い人も多く見られます。
化権星のテーマは【権威・立場・強引】
化権星(かけん・せい)は権力の「権」という漢字が入るように、地位や立場などを示す星です。
化権星が命宮に入ると、地位や立場を確立しようと考える傾向にあります。
ただし地位を得るまでに苦労を経験する人が多く、策士になったり、時として強引な策に出る人もいます。
化科星のテーマは【知識・名声・優雅】
化科星(かか・せい)に含まれる「科」という漢字には、分類という意味合いがあります。
知識の星である化科星が命宮に入ると、専門的な世界を求める傾向にあります。
また何かと人の助けを得られやすくなり、頭の良い人も多く見られます。
化忌星のテーマは【破壊・困難・苦労】
化忌星(かき・せい)は紫微斗数の中でも最も判断の難しい星と言えます。
流派によっても考えが分かれるところですが、概ね凶要素として語られる星です。
化忌星が命宮に入る人は、人生が落ち着かず、どちらかというと波乱気味になる傾向があります。
人生の幅や人間関係はあまり広がらず、狭い範囲での活動となりがちです。
というとネガティブなイメージになりがちですが、決してそうではありません。
専門的な仕事や、技術職で手に職を付けると大きく活躍します。
四化星のまとめ
四化星について箇条書きでまとめます(^_^)
化禄星は【財・物質・享楽】
化権星は【権威・立場・強引】
化科星は【知識・名声・優雅】
化忌星は【破壊・困難・苦労】
紫微斗数の簡単な読み方を記事にまとめました。
ご参考になさってください。
読み解くのが難しい場合は鑑定もお待ちしております。
人生には悩みがつきません。
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ぜひ紫微斗数の神秘に触れてみてください。
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