「思い込みという魔物」
大きな思い込み、小さな思い込み。
私たちは、思いのほかたくさんの、そして強い思い込みを抱えながら生きています。
占いは時として、ご自身も気づかない思い込みに、気づかせてくれることがあります。
「思い込みという魔物」
それを追い払うお手伝いをさせて頂く。それが、運気アップに結び付く場合も多いのです。
「お前は音痴だから絶対に人前で歌ってはいけない」
お恥かしいのですが、私自身の話をしますと、
私は幼いころから母に、
お前は音痴だから絶対に人前で歌ってはいけない
と言われ続けて、その教えを信じこみ25歳まで守り続けていました。
ところが、美容学校の卒業式の2次会でマイクが回ってきたのです。
「代わりに歌ってあげる」と言っていた友人がいて、私はすっかり安心しきっていたのですが、その瞬間なんとその友人はなんとトイレに!
マイクから逃げきれず、絶体絶命の私は
本当に清水の舞台から飛び降りるくらいの勇気をふりしぼって、都はるみの「北の宿から」を歌いました。
そうしたら、
まわりのみんなが、全然音痴じゃないよ!と言ってくれ、
何とそこから私のカラオケ人生がまっしぐら開花したのです!
その結果、化粧品会社に入ったころには宴会では必ず指名されるし、
当時社長の植村秀氏のメイクアップ協会主催のクリスマスパーテイが六本木のCLUB BEEで行われた折にも、そこでも演歌を歌わされ、お店の黒服の方にも「この店で演歌を歌った人はあなただけ」と言われてしまいました。
その後もカラオケ大会で賞をもらうなど、私のカラオケ人生は続くわけですが、きっかけはあの時の「清水の舞台」でした。
母の言葉を信じたばかりにどれだけ辛い思いをし損をしたことだろう。と悔恨の思いでした。
魔物を追い払うお手伝いをさせていただいております
このように、誰かに言われた言葉を信じ込み、「思い込みという魔物」にとらわれて、自分の可能性を自分で封じてしまっている場合が、かなりあるように思うのです。
もちろん、私ども占い師の言葉が、そうさせてしまう場合もあるかもしれません。ですから、細心の注意を払い、皆様の心の重荷を下ろし、魔物を追い払うつもりで、鑑定させて頂いております。
ですから、皆様も大きな思い込み、小さな思い込み、自分自身の胸の内を冷静にチェックしてみてはどうでしょうか。
スキンケア方法やメイクアップにも、思い込みがあるように、プロとして感じています。
次回はそのことについてお話ししたいと思います 。