相手と距離を縮めたい時、”相手の良いところを褒める”というのは、効果的な方法です。会話をするなら、自分にとっても心地良い人を選ぶものです。
でも、【褒める】って、ある程度の関係が出来ていないと意外と難しい。
褒めたつもりが、不愉快にさせてしまう事だってあります。スタイルの良い男性に「細くてスタイル良いですね。」と言って褒めたつもりが、本人は胃腸が弱くて悩んでいるかもしれません。
今日は、ある会話をすると、相手の事が分かる方法をお伝えさせて頂きます。
雑学と思って聞いていただけると良いかなと。
その会話とは飼っているペット(飼いたいペット)の話です。この会話で分かることは
①相手が他人からどう思われたいか分かる(褒めポイント)
②相手がどんな他人に傍にいてもらいたいか分かる(理想のタイプ)、というもの。
ペットの話をしてみよう
ペットの話題は、大抵の方が、警戒が緩みリラックス出来ると言われています。
会話のタイミングにもよりますが、話題になっても違和感はさほどありません。
ペットを自分が飼っていれば、自然と話しができるでしょう。
飼っていなければ「私、ペット飼いたいと思っているんですよね。○○さんは飼っていますか?」とさり気なく聞いてみましょう。
【ペットを飼う理由】が相手を褒めるポイント
どの動物をペットとして飼いたいか?ではなく、飼う理由に注目しましょう。(自分が知らない動物でも焦る必要はありません。)
この理由が、”自分がどうありたいか、そして他人からどう見られたいか”を表している可能性が高いと言われています。
例えば、あなたとAさんの場合
Aさんはとても真面目な印象で、会話をしていても、表情が固く人柄が分かり辛いです。
そんなAさんとペットの話をした時、Aさんが犬を飼っていると言い、その理由が「誠実で、人懐っこいから。」と言ったら?
(ここまでの会話の流れで、Aさんの表情は緩んでいそうですが)Aさんも本当は人から「誠実で、人懐っこい」思われたいと表している可能性が高いのです。
ここで、すかさず、あなたが「Aさんも、犬みたいに人懐っこいですよね。」と言ってしまうのはいけません。距離を縮めるのが早すぎます。
ペットの話も終わり、一通りの会話の後。
「Aさんって親しみやすくて、つい話したくなります。」
『人懐っこい』を『親しみやすい』と別の表現に変えて相手に伝える。
Aさんは、あなたのテクニックに気付く事なく、あなたに『自分の事を分かってもらえた』と喜んでもらえるという訳です。また、あなたと会話したいと思ってもらえるでしょう。
猫を飼う理由(飼いたい理由)が「気ままで自由」なら「思っている事を素直に話てくれるから、安心する。」熱帯魚を飼う理由(飼いたい理由)が「何考えいるか分からないけど綺麗」なら「何でもスマートにこなせるのカッコイイよね。」など。(勿論、このセリフはそのまま使うものでなく、相手を分かった上でもっと上手に使ってくださいね。)
文章が長くなったので
②相手がどんな他人に傍にいてもらいたいか分かる方法(理想のタイプ編)は、また明日♪
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