あなたは、弱音を吐ける相手はいますか?愚痴を聞いてくれる相手はいますか?
弱音や愚痴を言葉にする行為は、生きるために必要なスキルです。
悪い事でもなければ、自分を弱い人間だと否定する必要はありません。
弱音を吐きにくくなる思考
・完璧主義
・なんでも自分が悪いと責めてしまう
・「ポジティブな人」でありたいという自分の理想が失われる
・周囲の人が心配したり、労おうとしてくる様子が苦手
・他人に迷惑が掛かると思う
この5つの思考は、人に助けを求められない人にみられるものです。
「弱音を吐きたい。」と思う時は、ストレスが溜まっているサイン。放っておくと心身に悪い影響を及ぼします。
もしあなたが、5つの思考のどれかに陥っているようであれば、考え方を見直しましょう。
自分の気持ちを早めに打ち明ける事で、精神的に楽になれる事は意外に多いものです。
相手に話す時のコツ
相手を選ぶ
当然ですが、弱音を吐く相手が誰でも良いわけではありません。
【相手を選ぶ】という事に抵抗を感じる方もいるかもしれません。それでも、あなたの事を好意的に思ってくれる人、信頼出来る人を基準に選んで話すようにしましょう。
複数の話相手を作る
話をする相手を【独りだけ】とする必要はありません。
聞き手としては、ある程度の気持ちの余裕が必要になります。独りに集中して弱音を吐いてしまうと、時に相手の負担になりかねません。「この分野はこの人」「この人の都合がつかない時は、この人」などのように、相手を決めると良いでしょう。
目的を明確にしておく
愚痴を聞いてほしいのか、アドバイスがほしいのか、話しの内容を前に明確にしておくことも大切です。聞き手も安心して話を聴けます。また、お互いのコミュニケーションのズレを防ぐことも出来ます。
聞いてもらったお礼を伝える
「今日は話を聞いてくれてありがとう。話せてすっきりしたよ。」と一言相手に伝えるだけで、あなたの印象は変わります。相手もあなたの役に立てて良かったとポジティブな気持ちになれます。
人に話せない場合
それでも人に弱音を吐く事が出来ないという方はいるでしょう。その場合は次の2つの方法が有効です。
ノートに感情を書き出す
今の思いの丈を書き出しましょう。気持ちの整理が出来ます。客観的に物事を見ることも出来て、自身のモヤモヤした感覚の正体をつかみやすくなります。
泣ける物語に触れる
辛い状況の時は、様々なネガティブな感情が膨らんでいるものです。そんな時に我慢するのは逆効果です。可能であれば思いっきり涙を流して泣くと、感情が解放され、気持ちをほぐすことが出来ます。
根本的な解決にはなりませんが、気持ちが楽になることで、物の考え方や見方が変わるきっかけになります。
最後に
弱音を吐く、愚痴を言う行為はマイナスなイメージがあります。しかし、鬱病などの精神疾患を引き起こす原因の1つは、悩みを誰にも話せず、独りで抱え込む事が原因にあげられます。「辛いけど、もう少し頑張ろう…。」その”もう少し”がいつの間にか積み重なり、あなたを苦しめる事になるかもしれません。
話を聞いてもらう事は決して恥じる事ではないのです。
勿論、私も、あなたの味方になって、誠心誠意お話聞かせて頂きます。鑑定依頼はこちらから☆