さて今日は『世界一分かりやすい！紫微斗数の超基本的な命盤の見方【財帛宮編】』というテーマでお話します。
命宮編はこちら
最初に見るべき大切な２つの視点
実際に命盤を見る前に大事な視点のお話をします。
命盤を見る際に重要になのは
・「何の」星が入っているか
・「何個」星が入っているか
の２つです。
この点を忘れずに命盤を見てみましょう。
今日は超基本的な見方ということで星は主星のみ考察します。
財帛宮は何を見るところ？
財帛宮では、
・お金に対する価値観
・お金を稼ぐ能力と適正
・出費に関して
などを見ます。
何の星が入っているのか
何個星が入っているのか
によって、
・お金を惜しげもなく使う
・ガンガン稼ぎたい
・たくさん貯金をしたい
・無頓着
などを推察します。
『何の』星が入っているか
実際に命盤を見てみましょう。
「武曲星」と「貪狼星」が入っています。
武曲星の持つ
・成果を出したい
・最後までやり切りたい
・テキパキとしたい
という性質から、
・財を持つという点に関しては貪欲になりがち
・美味しい物を食べたい
・質の良い物を揃えたい
という傾向になります。
また、貪狼星の持つ
・自由で気まぐれ
・美しいものが好き
・社交的
という性質から、
・出費は多くなりがち
・好きなことには出費を惜しまない
（欲しい物は絶対手に入れる）
という傾向になります。
総合すると「お金はしっかり稼いで、しっかり使う」という価値観になります。
『何個』星が入っているか
副星も合わせて３つですね。
ちょっと少なめです。
つまりお金に対する興味度合いが他の星が多い宮に比べて少し低くなります。
特に仕事を表す官禄宮と比較しますと大変面白い結果が出ます。
官禄宮には星が５つ。
財帛宮よりも多いですね。
つまりこの方は、稼げれば良いという訳ではなく仕事内容の如何によって得られたお金に対する満足度が変わってきます。
自分の好きなことで稼ぐことの方が単にお金が入ってくるよりも重要と言えます。
逆に、官禄宮よりも財帛宮の方が星の数が多い場合、仕事内容よりもお金が入ってくることを重要視する傾向にあります。
まとめ
紫微斗数においてまず重要な視点は、
・「何の」星が入っているか
・「何個」星が入っているか
この2つです。
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