こんにちは!椿心言です。
今日は、四柱推命の勉強方法5つのステップ【初級編】というテーマでお伝えします。
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四柱推命は生年月日占いである命術の中でも、特に難しい部類に入ります。
今日はそんな難しい占いを、どんなステップを踏んで勉強していくと良いか、解説いたします。
五行論を覚える
五行論で大切なのは「木・火・土・金・水」の性質を学ぶことと、相生・相剋の概念を覚えることです。
五行の性質というのは一例を挙げると、
木→生き物なので成長や上昇など
火→熱でものを増幅させる効果
土→自らの養分で育てる
金→金属で道具ができる
水→潤いを与える
などのように、地球に存在するあらゆるものは、五行で表すことができます。
このとき大切なのは、頭ごなしに覚えるというよりも、実際の自然現象を想像しながらイメージで捉えるということです。
五行論は四柱推命の根幹の部分です。
基礎中の基礎なので、しっかり学びましょう。
十干の性質を覚える
次に十干の性質を覚えましょう。
十干は五行「木・火・土・金・水」それぞれを、陰と陽2つに分けたものです。
「甲・乙、丙・丁、戊・己、庚・辛、壬・癸」の全部で10種類存在します。
これらはそれぞれ自然のモチーフが充てがわれています。
甲(きのえ)→樹木
乙(きのと)→草花、蔦、蔓
丙(ひのえ)→太陽
丁(ひのと)→炎
戊(つちのえ)→山脈、岩
己(つちのと)→大地、田畑
庚(かのえ)→鉄、金属、刀、斧
辛(かのと)→宝石
壬(みずのえ)→海、大河、湖
癸(みずのと)→雨、雫、水滴
このモチーフを捉えることが重要です。
漢字・読み方・モチーフの3点セットがすぐ出てくるようになるまで、頑張りましょう。
十二支の五行を覚える
次に十二支の五行を学びます。
このステップは然程難しくありません。
なぜなら、これまでの五行や十干と違い、頭ごなしに覚えて大丈夫だからです。
十二支の五行はそれぞれ、
子→水 丑→土
寅→木 卯→木
辰→土 巳→火
午→火 未→土
申→金 酉→金
戌→土 亥→水
です。
頭ごなしに覚えて大丈夫ではありますが、十二支の仕組みを知ることでより深い考察ができます。
漢字・読み方・五行の3点セットがすぐ出てくるようになるまで、頑張りましょう。
命式が出せるようになる
四柱推命では鑑定結果で出た漢字の集まりを命式(めいしき)と言います。
生まれた時間が分かっていれば命式は漢字八文字になりますので、中国では「八字推命」と呼ばれることもあります。
例えば、1989年3月20日 15時22分 静岡県生まれ、の命式は以下のようになります。
壬 己 丁 己
申 卯 卯 巳
上の段に四つの十干、下の段に四つの十二支、で成り立ちます。
時間が不明の場合は三つの十干、下の段に三つの十二支、で合計六文字で構成されます。
そして生まれた日の十干(日干)が、その人のパーソナリティを最も表すとされています。
西洋占星術の太陽星座
数秘術のライフパス
紫微斗数の命宮
のようなものです。
その日干から見て、他の十干十二支とどんな関係性なのか、を見ていきます。
命式は万年暦(まんねんれき)という専門の本を使用して導きます。
占い師に必須の本ですので、購入しましょう。
オススメは東洋書院発刊のものです。
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日干の状態を見れるようになる
このステップが何よりも難しいです。
命式を読む際に重要なのは、日干の状態を見極めることです。
一例として、日干が己(つちのと)という大地がモチーフの方を考えてみます。
日干以外の十干や十二支に木が多いような命式は、大地に所狭しと草木が植えられていて、とても窮屈そうな光景と言えます。
そうなるとその命式を持っている人自身も、日常的に閉塞感を感じたり、何かと自分の責任と考えやすい性質になりがちです。
このようにして、日干の状態を見ていきます。
これは色んな命式を見て訓練を積む必要があります。
そのためにもまずは、五行と十干をしっかり押さえること。
これが四柱推命の勉強のスタートであり、かつ一番の根幹を成す部分です。
まとめ
四柱推命の勉強方法5つのステップ【初級編】
1、五行を覚える
2、十干を覚える
3、十二支を覚える
4、命式を出せるようになる
5、命式を読み込む
でした。
四柱推命は簡単な占いではないので、習得までにそれなりに時間はかかります。
でも難しいからこそ、チャレンジする価値があるし、提供する意味も生まれます。
是非、勉強頑張りましょう!
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