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【紫微斗数】田宅宮を読み解くには

何をみるの?田宅宮の解釈について

田宅というのは
 田→田んぼ
 宅→住宅、家

を表しています。

田んぼや住宅は不動産です。

不動産は代々相続するものでした。

そこから派生して相続運や家庭運も推察します。

つまり田宅宮で鑑定することが出来るのは

・不動産運
・相続運
・家庭運


大まかにこの3つです。
ひとつずつ深堀りしていきます。

不動産運の見方

不動産の何を見るのか?と申しますと
・そもそも不動産を所有できるか?
・所有する不動産は良いか?

大まかに上記の点です。

良い星の配置でしたら、
・不動産を所有できそう
・所有する不動産は良さそう

(風水的に良かったり後々トラブルになる不動産ではなさそう)と見ます。


良い星の配置とは、

【良いと見る主星】
紫微星、天機星
太陽星、武曲星
天同星、天府星
太陰星、天相星、天梁星
が田宅宮に入ると、概ね良いと見ます。


相続運の見方

元来、土地とは代々相続するものでした。

現代では必ずしもそうではありませんが…。

そのため、相続運も田宅宮で見ます。


相続運の何を見るのか?というと
・相続で不動産を所有できるか?
・相続で揉めないか?

等の点です。

良い星の配置でしたら、
・相続で不動産を所有できそう
・相続トラブルは起きなそう

と見ます。

良い星の配置は上記と同じです。


家庭運の見方

田宅宮で家庭運を見るのはなぜかと申しますと、不動産や相続の問題というのは家庭環境に大きな影響を与えるからです。

不動産運が良ければ風水的にも良い家に恵まれ家庭も円満に。

相続運が良ければ揉め事もなく平穏な時間が流れます。

しかしそれらが悪いと…と考えると、分かりやすいと思います。


そして田宅宮は子女宮の対宮です。

子女宮とはお子さんとの関係性を見ます。


お子さんとの関係性はお子さん目線に立つと自身が持つ家庭運とほぼ同義です。


よって、その方の不動産や相続運はお子さんとの関係性や自身が持つ家庭運と密接な繋がりがあります。


つまりは家庭運と言っても結婚後の家庭運を田宅宮で見ます。

未婚で親御さんと同居であれば、家庭運は田宅宮ではなく父母宮が作用します。

未婚で一人暮らしであれば、田宅宮つまり家庭運がその人の人生に影響を与える可能性はかなり低いため、命宮や遷移宮、財帛宮、官禄宮を見て運気を推察します。



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ABOUT ME
椿 心言
1989年静岡県静岡市生まれ、埼玉県さいたま市育ち。 占い館Everyday Holidayを経営。 自身も占い師として活動をしながら、占い師のマネジメントも。 在籍占い師にはランキング上位の先生も多数。 YouTubeチャンネル「椿とピカリ|占いチャンネル」では、正しい占いの使い方を発信中。 宅地建物取引士、FP2級資格保持。