こんにちは!
占い館Everyday Holidayの経営をしております、椿心言です。
今日は、公式LINEに登録頂いた無料特典として、電話占い合否の判断チェックシートを全て無料で公開します。
無料で公開しようと思った理由は、シンプルにこちらをご利用頂いて皆さんの鑑定力向上のお役に立て頂ければという想いです。
項目がちょっと多いのですが、これらが出来ているのかどうか、是非ご自身でチェックして頂ければと思います。
その際には自分の鑑定を録音して聞いてみると新たな発見があるのでオススメです。
1 最初の挨拶
・鑑定師名等の自己紹介
・まず相談内容を聞いたか
2 声質と声量とスピード
・声が聞き取りやすいか
3 ほどよい敬語を使う
・相談者さんの呼び方
・敬語と砕け具合の塩梅
4 鑑定内容/使用占術/時間の確認
・占う内容を復唱したか
・使用占術を伝えたか(その理由も)
・占うのに必要時間を伝えたか
5 相談者さんの話を聞けるか
・相談者さんの話を遮らないか、話す間を作れるか
6 鑑定結果の伝え方
・結果の分かり易さ
・その結果を導いた理由を伝えたか
・鑑定結果から更に話を広げられるか
7 アドバイス
・具体的か(今すぐ出来るか)
・時期についても言及したか
8 鑑定のレベル
・当たっていると感じるか
・スッキリしたか
・リピートしたいか
9 最後の挨拶
・最後に鑑定師名を名乗れるか
・ツイッターやブログの宣伝をしたか
1項目ずつ解説していきます。
鑑定開始の挨拶
鑑定師名等の自己紹介
まず「占い師の◯◯です。よろしくお願いします」と名乗りましょう。
電話に出るまでに時間がかかった場合は「お待たせしました」という気遣いもあると良いです。
気をつけたいのは「もしもし」とは言わないこと。
「これから占ってもらう」という特別感が薄れます。
代わりに「こんにちは」「こんばんは」「初めまして」などの挨拶で語りかけましょう。
まず相談内容を聞いたか
電話が繋がってする生年月日を聞かれる先生をたまにお見かけしますが、それは後回しにしましょう。
占い師と繋がった瞬間、相談者さんは話がしたいという気持ちが最高潮に高まっています。
その気分を盛り下げるのは鑑定の満足度に影響します。
諸々のお話を伺ったあと、鑑定を始める前に必要な情報を伺いましょう。
声質と声量とスピード
声が聞き取りやすいか
地声は人それぞれなので無理のない範囲が良いですが、
・落ち着いている
・張りのある
・聞き取りやすい
声が好まれます。
・トゲトゲしていないか
・ボソボソ喋っていないか
など自分の声を録音して聞いてみましょう。
ほどよい敬語を使う
相談者さんの呼び方
ちょっと抽象的なお話なのですが、相談者さんは決してお客様ではありません。
患者さんに近い存在です。
そのため鑑定の中で◯◯様とは呼びません。
◯◯さんと近い距離に感じる敬称で呼びます。
その際できれば「下の名前+さん」を使用するのが最も効果的です。
ほどよい親近感と、ほどよい距離感が生まれます。
敬語と砕け具合の塩梅
占い師が謙りすぎると、後々お話するアドバイスの説得力が低下します。
謙りすぎることなく、そして相談者さんを上げすぎることなく、フラットな関係性であることを意識しましょう。
多少砕ける分には互いにリラックスして話が出来ます。
その塩梅は相談者さんによるので、自分の感覚を研ぎ澄ませましょう。
鑑定内容/使用占術/時間の確認
占う内容を復唱したか
「彼のお気持ちを占いますね」「お二人の今後を占います」など、何を占うのか復唱をして確認を取りましょう。
ここは飲食店のウェイターさんのイメージです。
頼んだ料理が正確に伝わっているか、復唱されないと不安になりますよね。
何を占うのか相談者さんとしっかり共有をしましょう。
使用占術を伝えたか(その理由も)
占う内容が決まったらそれを何の占術で占うのか、そしてなぜその占術なのか相談者さんにお伝えしましょう。
「お気持ちはタロットカードがよく当たりますのでタロットカードで占いますね」
という具合です。
使用する占術を伝えずに占い始めることは避けましょう。
占うのに必要時間を伝えたか
「それではこれからタロットカードを展開しますので1,2分ほどお待ちください」など占いに掛かる時間をお伝えしましょう。
時間制で鑑定する場合、占っている時間も相談者さんから料金を頂きます。
焦る必要はないですし技術料なので、その金額もしっかり頂くべきではあります。
しかしお金が掛かる部分なので相談者さんがセンシティブになるのは当然と言えます。
細かい部分ですがしっかり気を配りましょう。
相談者さんの話を聞けるか
相談者さんの話を遮らないか、話す間を作れるか
相談者さんの話を最後までしっかり聞きましょう。
話を聞く行為が最も相談者さんの信頼を得ることに繋がります。
割って入ったりせずに随所で相槌を打ちながら聞いてますよとアピールしましょう。
占い師側が喋る時は必ず適度な間を作っていつでも相談者さんが話に入れる隙間を作ることも大切です。
ただしその際、相談者さんの話に聞き入りすぎることは避けましょう。
相談者さんの悩みを占い師が自分事のように聞いてしまうと、視野が狭くなってしまいます。
冷たく聞こえるかもしれませんが、相談者さんの話は他人事のように少し冷めて聴く必要があります。
だからこそ的確に客観視ができますし、正しいアドバイスが可能となります。
鑑定結果の伝え方
結果の分かり易さ
まず最初に相談者さんが聞いてきたことからお伝えしましょう。
彼の気持ちが質問ならまず彼の気持ちを答える。
今後の展開が質問ならまず今後の展開をお伝えしましょう。
気持ちを聞いているのに彼の性質や将来について、はたまたアドバイスなどを伝えるのはNGです。
まずは相談者さんが求めている答えを提供すること。
話を広げるのはその後です。
その結果を導いた理由を伝えたか
「彼はあなたに好意があります」「今後お付き合いに発展する可能性があります」などの結果を伝えたらなぜその結果を導いたのか説明をしましょう。
・こんなカードが出たから
・彼はこんな性格だから
・今後運勢がこうなるから
など何か理由があるはずです。
その際専門用語は絶対に使わないこと。
聞き慣れない言葉を聞いた瞬間、相談者さんの頭の中にはハテナマークが浮かび、それは占い師への信頼を落とすことに繋がります。
鑑定結果から更に話を広げられるか
相談者さんのご相談内容に関する結果を伝えて、その理由を伝えたら、そこからさまざまな話に展開していきます。
恋愛であれば、意中の方の性質であったり、展開時期など。
今年の運勢であれば、取り入れた方が良い行動や、特に意識すべき時期など。
鑑定の道筋をリードするのは占い師であるあなたです。
行き当たりばったりで伝えるのではなく話の落とし所を常に考えながら言葉を紡ぎましょう。
相談者さんの反応でそのルートが変わる可能性は大いにあります。
そのため常に臨機応変な対応が求められます。
アドバイス
具体的か(今すぐ出来るか)
アドバイスを伝える際「ゆっくり焦らずいきましょう」「彼のペースに合わせることが大事です」と仰る先生をたまにお見かけしますが、これはアドバイスとしては少し足りません。
何故なら結局どうしたら良いか分からないからです。
的確なアドバイスが出ない原因は占い師自身がどうすれば良いのか分かっていないからであることがほとんどです。
そもそもなのですが、占い師は日々さまざまなトラブルに対する対処法を知っておかなくてはいけません。
相談者さんの悩み解消に一歩でも近づくための、今すぐ実践できる行動を伝えましょう。
時期についても言及したか
さらにその際いつ頃良くなるのかについてもお伝えしましょう。
これは病院を例に挙げると分かりやすいのですが、足を骨折してしまったとき、
・悪化するから運動はしないでね(理由とアドバイス)
・腫れや内出血があるから冷やしてね(理由とアドバイス)
・4週間くらいは安静にしていてね(時期)
など必ず理由、アドバイス、時期はセットになっています。
そのため恋愛のご相談も
・コミュニケーションの回数を増やすことが好感度アップに直結するから今は連絡を出来るだけしてね(理由とアドバイス)
・そうすれば今月中にはデート出来そうだよ(時期)
という流れになります。
鑑定のレベル
当たっていると感じるか
当たっていると感じるか?これは占い師にとっての大きなテーマですね。
「当たらないな」と思われた時点で信用を一瞬にして失います。
特に性格について外してしまうのは占い師にとって致命傷です。
言葉の研鑽を常に怠らないようにしましょう。
スッキリしたか、リピートしたいか
相談者さんが占いに来る理由は端的に一言で表すならモヤモヤしているからです。
そのモヤモヤが晴れない鑑定を提供することは占い師として非常によろしくありません。
相談者さんがスッキリされることは一番大切な、達成すべき目標です。
そのスッキリ感がリピートに繋がります。
最後の挨拶
最後に「ありがとうございました。占い師の◯◯が鑑定を致しました。ブログやツイッターでも運が良くなる情報など発信していますのでぜひ見てくださいね」と補足で伝えましょう。
「信頼出来る人だな」という印象を更に持って頂けます。
ただし電話やチャット占いのサービスによっては、そのような文言がNGになることもあるので、ご確認ください。
しかし相談者さんは思いの外色々と検索で調べていらっしゃいますので、SNSを見つけて頂ける可能性は非常に高いです。
そのため日頃からそういった情報を発信しておくことはとても大事です。
【無料で全公開】電話占い合格のチェックシート【9項目】まとめ
これまでお伝えしてきた内容がバッチリ出来ていれば、オーディションに受かるどころか、リピーターさんもしっかり付きます。
あくまで技術なので、練習を重ねることで誰でも身につけることができます。
しかし、ぼくは占い師に本当に大切なのはテクニックよりも気持ちだと考えています。
月並みの表現ですが人を思いやる心です。
これは訓練で身に付くものではありません。
あなたがお持ちである生まれもった才能です。
この記事を最後まで読んでくださるあなたにはその強い気持ちがあるはず。
絶対良い占い師になれます。
鑑定方法のレッスンも日々行なっておりますので、いつでもお問い合わせくださいませ。
占い学校のサイトはこちらです。
応援しております。
椿心言