看護師占い師の私が
全世界を代表してお答えします!
出ません
従いまして
病院で亡くなった患者さんがもしかして?という心配は一切無用です
どの患者さんも皆さん例外なく退院していかれますし
決して病院に置いてけぼりにされることはないからです
病院という場所は毎日たくさんの患者さんが外来に来たり入退院をしていて
医療スタッフもそれに合わせて忙しそうに廊下を行き来していますが
外来も病棟も1人の患者さんに対して主治医1人以上、担当ナース数名というチームで
常に複数人の人が関わり続けています
誰も知らない患者さんというのは病院内には存在しません
患者さんとしては思わぬ怪我や病気での入院治療になってしまいますが
病院のスタッフが一丸となってケアしますし
誰一人としてその手からこぼれ落ちることなく
決して病院に足止めされることなく
治療が一区切りした患者さんから順番に
ちゃんと自分の家へと帰っていきます
看護師占い師なのに
オバケっぽい話の1つもできなくてすみません!
患者さんはオバケになって欲しくないし
出来る限り苦しんだり迷ったりすることなく
心穏やかに入院生活を過ごして
いつもの笑顔を取り戻し
1日も早く温かく幸せな我が家へと戻って行って欲しい思いがあります
もし病院内でオバケに遭遇したら、
あの患者さんかもしれないってピンと来るのでしょうか
会いたかったと伝えるのでしょうか
考えてみると
オバケでもいいから
会いたいと思ってくれる人がいるとしたら
不謹慎かもしれませんが嬉しいというか
もう二度と会えなかったとしても
ずっと忘れずにいてくれる気がしますし
その思いに心が満たされます
患者さんのいない個室からナースコールが鳴る?
回線の故障か接触不良が原因ですから
根元から抜いておいてください
オバケみたいなものが廊下をスーッと移動するのを見た?
私は1回も見たことがありません
実際に見たという人に会ったこともないです
たまたまその時オバケみたいに見えたのかもしれませんね
とお答えするのがマナーとなっています
たしかに患者さんのいない個室のナースコールは鳴ります鳴ってました
長期入院していた患者さんが退院した当日の夜勤帯に
なぜか高確率で起こります
が、オバケだー!と騒ぐ看護師は本当にいなかったですね
虚勢を張っているでもないんです
平静を装ってはいるが内心では絶対オバケだと確信しており
動揺からザワザワし出す周囲をなんとか落ち着かせながら
自分は震える足で…ということは一切なくて
1回コールを取って、もちろん返答はないですから
そのまま懐中電灯と個室のカギを持って室内を確認に行き
施錠忘れや他の患者さんが間違って入り込んでしまった等
誰も内部にいないことが確認できたら
病室側のナースコールを根元から抜いてホコリをふき取り
再び部屋を施錠する
以上
それでも鳴るなら翌朝以降で電気系統の修理を依頼する
ずっと忙しいから
看護師さんはオバケには心が動かないのかもしれませんし
オバケなんて最初からいないのかもしれません
さて、世の中は
昨日から気温がガクンと下がり冷たい雨まで降って
一気に秋らしくなりました
本当に寒い!
数週間前までの暑さはどこへ?という感じですが
体調はいかがでしょうか
ベランダ菜園のバジルとも来年までお別れです
あまりにも寒くなりすぎて
病棟の年末年始の雰囲気を思い出してしまいましたが
病棟ってお盆やお正月の頃になると
入院中の患者さんでも外泊できる人は外泊をします
なので、毎年その時期には病棟内はガランとして
いつも以上に静かで
なんだか物寂しささえ漂います
みんな自分の家族の待つ家に帰りたいし帰るんですよね