【詭弁】…道理に合わない事を強引に正当化する事。 (デジタル大辞泉より)
相手と話合ったのに、その時は、何となく納得してしまった。でも、振り返ってみると、やはりおかしい…。自分の伝え方が悪かったのか?
その様にグルグルと考え込んでしまう経験はないでしょうか?
相手はあなたの意見を聞く気はなく、強引にあなたを言いくるめているかもしれません。
今回は代表的な【詭弁】に対する3つの対策をお話します。
・相手の言葉に注意する
・論点がずれていないか
・疑問を感じたら相手に質問する
その時がきたら感情的になる事なく、冷静に対応するようにしましょう。
こんな言葉を言われても、臆することはない
「あなたの為を思って言っている。」
「しょせん○○に過ぎない。」
「○○ごとき」
「100%保証出来るの?」
「あなたが関わる話ではない。」
話し合いをしようとするタイミングで、相手から上記の様な言葉を言われると、「ドキッ。」としませんか。威圧的に言われると尚更でしょう。
これらの言葉は、相手が有利な立場に立って、あなたに発言を辞めさせようとするものです。
そもそも、100%保証出来る事などありません。過剰な表現です。
相手の言葉を注意しながら聞いて、臆する事なく、意見を言うための気持ちを整えましょう。
論点がずれていないか
「そんな意見を言っているのは、あなただけだよ。」
健全な話し合いであれば、反対する場合、根拠を持って正しく反論する必要があります。
上記の言葉は、あなたの意見に対する考えではありません。
「発言者が正しいか正しくないか」に話がすり替えられています。
「それってどうなの?」
この様な言葉は、相手は根拠なく、感覚的に言葉を返しているに過ぎません。
論点がずれていないか、相手の話に惑わされることなく、「意見」に対して話し合いをするよう集中しましょう。
疑問を感じた時点で確認する
相手のペースに乗せられて、疑問を持っても口出しできないような状況はあるでしょう。それでは相手の思う壺です。
気後れする事なく「ちょっと確認させてください。」「少しよろしいでしょうか?」と断りながら、こちらの質問をしましょう。これらの言葉は、話のペースを握ることができて効果的です。
最後に
【詭弁】は一見すると、耳なじみがよく、正当性や常識がある印象を受けます。それを使う相手が、自分より立場が上であったり、実力がある相手なら尚、そのように感じるでしょう。
自分の意見を伝えきれば、通らなかったとしても、反対される根拠に納得が出来れば引き下がれます。
先ずは、相手の【詭弁】を見抜いて、冷静に話し合いをする事に集中しましょう。
自分が何を伝えたいのか、現状の何が不満なのか、よく分からなくなることがあれば、お話しましょう。占いは自分と向き合うには良いツールなのです。
鑑定スケジュールはこちらから☆