今日は『節分』でございます。
季節の分かれ目と書いて『節分』。暦上では明日から春が始まります(立春)。
昔は立夏、立秋、立冬のそれぞれの前日の事を節分と呼んでおりましたが、今では春に重きが置かれます。
【豆まき】と【恵方巻】
思い浮かぶのは『豆まき』と『恵方巻』でしょうか?
【豆まき】は、季節の変わり目に起こりがちな病気や災害を鬼に見立て、それを追い払い、福を呼び込む為のもの。
【恵方巻】は、その年の縁起の良い方角(恵方)を向きながら、切らずに太巻きのまま食べる事で「縁を切らない」という意味がございます。
2022の恵方は北北西。
恵方は、毎年変わります。
そもそも、恵方というのは歳徳神(としとくじん)という神様がいる場所の事。歳徳神はその年の福徳(金運や幸せ)を司る神様でございます。
継承
私は、神様に向かって太巻きを無言で食べる行為は、大変シュールに感じるのですが、そのユニークさが、今でも恵方巻きが廃れる事なく継承されている理由の一つなら、まぁ、良いかとも思ったり…。
ご先祖様の時代から、季節の変わり目には頭を悩ませ、人々の幸せを祈り、ご縁を大切にしていたんだなと、そして今の自分が在る事を感じると、自分と、そして今を生きる方々がとても尊く感じます。
と、いうわけで、私の今日のおやつは”黒糖きなこ味の豆”。年の数だけ少しずつ頂くとします。
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