やりたい事はあるけれど、行動に移せない。また、他人に気を遣いながら、もしくは我慢しながら過ごしている。そんなモヤモヤを抱えながら、日々を送ってしまう事はないでしょうか?
この場合の原因の1つに『どんな人生を生きたいか、はっきりしていない』事が、あげられます。
今回のブログは、どんな人生を生きたいか、”はっきりさせるための方法”でなく、私達に共通に与えられている【時間】から、人生というものを考えてみようというものです。
さて、あなたは自分が『あとどれくらい生きられるか』考えたことはあるでしょうか?
平均寿命から考える
最近では「人生120年」というフレーズも良く聞く様になりました。
ここでは、現実的に考えやすい様、”平均寿命”を参考にみていこうと思います。
厚生労働省が2020年に出した日本人の平均寿命は下記の通りでした。
男性81.64歳
女性87.74歳
男性、女性ともに80歳までは生きるとすると
365日×80年=29200日
そう、この場合、私達の人生は3万日ないんですね。
更に睡眠時間を6時間とる人であれば、1日の4分の1は寝ている事になります。
起きている時間を計算すると
21900日…2万2千日程度です。
あなたの年齢が20歳であれば、既に4分の1を消費しています。
16425日…残り日数は1万6千日程です。
40歳であれば、2分の1を使いました。
10950日…残り日数は1万日程度となります。
数字にすると、とても現実的になりますね。長いなあ、と感じますか?短いと感じるでしょうか?
大切にしている人と過ごす日々
短いと感じた方は、「もうこの数字は直視したくない。」と思われるかもしれません。が、もう一踏ん張り。別の面から向き合ってみましょう。
あなたが大切にしたい方と、あとどれ位一緒に過ごせるでしょうか?
親友や恋人と一緒に過ごす日々
子供と一緒に過ごす日々
人生のパートナーと一緒に過ごす日々
親、兄弟と一緒に過ごす日々 など
仮にあなたが、親に年に一回、お正月にのみ会っているという場合、あとどれだけの日数を一緒に過ごせるでしょうか?
この様に考えると、【一緒に過ごす日々】というものが、とても”かけがえのないもの”に感じます。
そして、共に過ごす日々や時間が貴重であれば、出来る限り楽しく、充実した日々を過ごしたいと思いませんか?
考えてみた結果
「どれ位過ごせるか」を意識すると、不安から焦りを感じる方もいるでしょう。
しかし、「何かやらなきゃ!!」と手当たり次第用事を作って、スケジュールを埋める事は得策ではありません。振り返った時に、結果自分は時間を無駄に使ってしまったと、後悔してはは本末転倒です。
どんな人生にしたいのか、ご自身と向き合う時間を作って頂ければと思います。
また、不安は感じるけど、今の自分では何も考えられない、何もしたくない。という方もいるでしょう。そういう場合は、【休む】を優先にしてください。睡眠を8時間とる、休暇をとる自分に罪悪感を感じる必要はありません。
最後に
どんな人生を過ごしたいか、考えるきっかっけになればな。そう思い今回の内容を書きました。
私達が生きている今は永遠ではありません。何もしなければ、体力も衰えていきます。
『人生は有限である』
モヤモヤと何か考える時、この言葉を思い出して頂けると、モヤモヤに対する見方が変わるのではないかと思います。
誰もが、人生を楽しむ為に日々過ごせると良いな。
そう、心から願っております。
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