以前のブログで、「褒めポイント」が分かる方法というものを書かせて頂きました(こちら)。
そこでも書いたように、「相手を褒める」というのは、考え出すと意外と難しいものです。
今回は【相手が嬉しい報告をしてきた時の褒め方】という点からお話していこうかなと。
逆に、あなたが、誰かに嬉しい報告をして、ストレスを感じてしまった、という経験があるかもしれません。
「褒めてくれたのに、素直に受け止められない…。」と悲観する事のないよう。もしかしたら、原因は相手の褒め方にあったかもしれません。
では、褒める時に、相手のストレスにならない方法とは?
それは、嬉しい報告を受けた時に
【結果を褒めるのではなくて、そこに至るまでの過程を褒める】というものです。
前提として
ここで言う”褒める”状況は、特に長期的に相手が試なくてはならない場合が当てはまります。。
学校のテスト、会社務めの方の毎月の目標、生活習慣を変える内容(ダイエットや禁煙)などです。
喜びを大きく表現し過ぎない
”報告をしてくれる”というのは、こちらを信頼してくれている証拠。報告を受けるというのは嬉しいものです。
特に相手からの嬉しい報告というのは、こちらもとても嬉しく思うもの。ここで気を付けたいのは、大きく喜び過ぎないという事です。
一緒に喜ぶ事は大切です。しかし報告した本人が、後に「あんなに喜んでもらえたから、失敗したら残念に思われてしまう。…期待されなくなる。」と考えてしまい、ネガティブな報告が出来なくなる、という事は知っておくと良いでしょう。
ネガティブな報告を受けるときこそ、寄り添う必要があるものです。相手も誰かを必要としています。
結果でなく過程を褒める
テストで「100点(100点満点中)を取った。」というのは、こちらも分かりやすい”良い結果”です。しかし、ここで「100点」を褒めてしまうと、相手は100点でなくてはいけないと思い込み、プレッシャーを感じてしまいします。
褒める側の意識としては、「あんなに頑張ったんだから良い結果が出たんだね。
」と結果につながった本人の努力を褒めてあげる事です。
この様に言えば、仮に、次は80点だったとしても、悪かったのは結果であり、その過程を冷静に考える事が出来ます。自分に何が足りていなかったのか、前向きに捉え、プレッシャーに負けることなく、頑張ることが出来るでしょう。
頑張って努力している相手そのものを尊重するという事です。
最後に
「過程を褒める」というのは、結果として「相手に関心を持つ」ところから始まります。
相手の事を気にかけておけば、その過程というものは見えてくるものです。
逆に、報告する側であれば、あなた自身も負担にならない範囲で、頑張っている過程をオーブンにしておくのもお勧めです。
独りでがむしゃらに頑張らないでよいのです。あなたを応援してくれる人はいるのですから。
私はあなたの味方です。ご相談はこちらから☆